和太鼓グループ彩

プロ和楽器集団クリエイター。世界各国で活動を行う、男性のみのプロ和楽器集団。

Film

クリエイタードキュメンタリー

1:00

Direction: Taiki Omi (TKM Films) / Camera: Mai Maruyama / Music: Dony Westin / Edit: Yuki Nakamori, Shigeru Mizusawa

3:24

Interview

クリエイターインタビュー

クリエイターにTikTokを始めたきっかけや動画制作についてインタビューしました。

TikTokを始めたきっかけや目的

TikTokからお話をいただいたことがきっかけですが、和楽器には、おじさん・古臭いものというイメージがあり、若い年代にアプローチしたいという団体の方針がありました。普段はアプローチできない層に、アプローチできることに魅力を感じたんです。

TikTokはいつからやっていますか?

半年ほどですね 。

投稿頻度や投稿内容は誰がどう決めているのでしょうか?

SNS担当者が二名います 。

他の SNS Instagram や Twitter YouTube との違いを感じるところ、意識している点 は?

YouTubeはコンサート映像(ホールでのツアー・ライブ映像)が中心です。 TikTok は、日常の練習風景ですね。稽古場で撮るもので、衣装というよりは、団体の T シャツを着用しているもの。そっちの方が、動画の伸びが良かったんです。

TikTokをする上で心がけていること、こだわりは?

和太鼓といっても、曲を変えたとしても一般の人からしたら同じに見えるので、パッと見の印象で違いが分かるようにしています。篠笛で米津玄師さんなどをカバーしていたりしますね。普段はカバーしないけど、 TikTok でより広めるため、中高生に届けるためです。
篠笛がある方が伸びることが多いですね。

TikTokの投稿によって伝えたいもの ・ こと は?

日本の方には、和楽器の「崇高」「古臭い」「伝統」「つまらない」といった近寄りがたいイメージ、身近には感じられないものというイメージを変えて、和楽器の魅力を伝えたいですね。海外の方には、日本にはこんな面白い楽器があるんだよということを知ってもらいたいです。

TikTokを通して実現したいことは?

海外に出向くことは多いのですが、集約させる場がないんです。
Twitter は日本語と英語のみで、中南米やスペイン圏の方はフォローしてこないので、言葉がない動画ツールというのは強みになります。一回演奏してそれっきりにならない、接点を持ち続けられないという点を解消するために、 TikTok を続けたいです。フォローもしやすいと思います。海外のおすすめに乗ったことがあるので、その国のコメントを結構もらいました。フォロワーにも、結構外国の方がいると思います。

TikTokを始めて、変わったことは?

反響が大きいと感じます。
TikTok ファンの一万五千人は、今までのファンとは違った層です。新規にアプローチできるのが魅力的ですね。 Twitter などは、もう既にコンサートを観たことある・知っている方がフォローしてくれるんです。北海道で講演した際にも「 TikTok で見ました」と言っていただけました。今までは「テレビで見た」という声はありましたが、「 SNS で見た」という声はなかったですね。

TikTok運営側に求めるもこと は?

マイナス的な不満点はなかったです。最初の方は使い方に苦戦しました。若いメンバーに聞きながらやっていきました。色んな機能を使いこなせなかったんです。分かりやすく、まとまっていると助かりますね。

和太鼓グループ彩の現状の課題 、今後の目標や夢は?

ワンマンコンサートとして埋まっていかないという現状があり、そこを打開していきたいですね。日本武道館を埋めることが目標です。業界的には、まだないので。

アーティストとのコラボもしているが今後どの 展開に興味ありますか

過去に、ピアニストと篠笛のコラボの反応がよかったんです。東京スカパラダイスオーケストラのみなさんともコラボさせていただきました。歌を歌っている人とのコラボはまだしたことないのですが、やってみたいです。海外に行くと、現地の民族楽器とコラボすることがあります。